2017年6月10日 (土)

1/700碍子表現

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亜鈴碍子という物ですか?こういった知識が皆無なので分かりませんが作ってみました。立ってる線は0.047mmメタルリギングです。お隣は前回作った物。

金色の部分は真鍮板を丸めた物。この作業用にピンセットを削って改造したので多少は丸めやすくなりました。両端の傘型部分(実物は丸っこい形状ですが)は、0.1mmプラペーパーを流し込み接着剤に浸してふにゃふにゃにして、自作の針をヒートプレスの要領で押し付けて、硬くなったところでカットします。天辺は耐水ペーパーを当てて穴を開けておきます。

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着色。両端部は真鍮製らしく新品の時は金色、古くなってくると緑錆がふいてくるようです。いろんな色の物があるらしいですが、とにかく良くわからんのじゃ。

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コントラストが強いせいで肉眼でも結構見えます。ややオーバースケールかな。

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が、1/700ではさすがに必要ないかな?と思いました。1/350だとこうした碍子表現も映えるでしょうね。1/700では両端部は塗装表現で充分な気もします。

真鍮パイプをわざわざ作るのは支持構造物との接続部において強度を確保するため。単に碍子部分を太らせるだけならアルミ箔でも良さそうですが接続部ではすぐ変形してしまうでしょう。ま、見た目もきれいな円筒形にはなりますので真鍮パイプは採用決定。

この他に旧海軍艦艇には玉碍子もあるようで。これは玉状ですから瞬着の点着けが一番良いでしょう。亜鈴碍子と玉碍子の使い分けもボンヤリと解りかけてはおりますが、素人にも良く解る資料は無さそうで、実艦写真でもあまり写っていない。大和ミュージアムの1/10大和等も参考になんとかやってみますか。

あ、そうそう、セルター甲板の通風筒もキノコ型に作り変えました。こんな空中線の引き込み部分まで再現してしまったら通風筒もキットのままとは行かないでしょう。ここを作り変えたら最上甲板上に無数にある通風筒も変えなくてはならない。地獄の扉を開けたか・・・(笑)。

手すりを付けた後で通風筒を削り取るのは危険極まりないので、穴を開けたプラ板を上から被せてやりました。直径が大きくなってしまいますけどね。何らかの理由でモールドを削る事が出来ない場合は良い方法かもしれません。通風筒をちゃんとキノコ型にすると何か甲板上が活き活きとしてくる感じです。とても雰囲気が良くなるものなんですね。

予定には無かった工作が次々と発生してます。まーもーこの扶桑は実験艦みたいなものと考えてます。思い付いた技法は全部やってしまえと。効果的な工作を効率的に進めるには経験が必要でしょう。手順やほどほどの按配というものがわからんですが楽しいですな艦船は。

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2017年6月 8日 (木)

空中線引き込み方法のひと工夫

その後の艤装工事をまとめて報告。

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機銃台の部品が揃ったところ。三連装機銃はナノドレッド、それ以外はスクラッチになってしまいましたね。弾薬筐はこの後で背が高く細身の物も用意しました。どうもブルワーク寄りについている物は背の高いタイプのようで、注排水公試中の写真を見るとそんな感じ。シコルスキーさんも2種類書いていますし。

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接着は位置調整時間が長くとれるエポキシ系を使用。測距儀はまだ接着しない。組み立て中に何かぶっ壊しそうで緊張しましたが無事終了。スクラッチすると脆弱ですからねぇ。

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艦橋にセットして様子を見る。測距儀が羅針艦橋に僅かにぶち当たり旋回不能、機銃も旋回出来そうに無い(笑)。連装時代のままの機銃台では無理が有った。まーぎゅうぎゅう詰めの機銃は1/700の作例で良く見かける事でして、気にしないで行こう・・・。

シコルスキー図面集の三連装時代の図では機銃台が横に拡大されていますので、やはりちょっと広げたほうが良さそうです。ただし、あの図では測距儀が撤去された事になっているので、そこは水谷氏の考証に従って測距儀を取り付け、その前方だけを拡大してやるとベストなのかも。ブルワークはやはり角型でしょう。

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今日の本題。空中線は省略する予定だったのですが、一度は通らねばなりませんし、模型屋でメタルリギングを見付けてしまったので挑戦してみる事になり、他の人のやり方を調べていて「そんな簡単に瞬着で展張出来るのかいな?」と疑問が拭えず、施工方法をいろいろ考案しておりました。

そんな中のひとつが上の画像です。0.1mmの真鍮線をかまぼこ型に削って輪を作り、0.08mmの銅線を掴んでいます。接着はしていなくともかなり頑丈です。構造的にはジャッキステーと同じですね。それも作れるかもしれないが、空中線がT字型に分岐するところに使えないかな?後述の技法との組み合わせで。

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で、メタルリギングの0.047mmを用意しました。まだ細い物が売っているようですね。これでも充分な感じはしていますが。一本の線が司令塔付近に繋がっているのが見えますかのう?

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そこはこのようになっています。先の真鍮線の輪に挿してあるだけです。このままでは抜けてしまうので瞬着を微量着けてやる必要がありますが、瞬着が僅かな使用量で済むので美観と強度を兼ね備えた物になるのではないかと。

真鍮線には銅線で支柱を付けて三脚にしてあります。山城の鮮明な写真を見るとこういう物が艦橋のあちこちに生えています。そうした写真を眺めている内に私も碍子の表現をやってみようと思い立ち・・・

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まずは試作。0.047mmメタルリギングを0.1mm真鍮線の輪の中に挿して瞬着固定。瞬着を足して碍子のように太らせます。引込み線を伸ばしランナーで作り碍子の上方に瞬着固定。プラ棒製の引き込み筒に引込み線を導き瞬着固定。

極小さな物ですが充分製作可能と分かりました。が、真鍮の輪を作るのが面倒なので他の方法を考案してみる。碍子も瞬着を盛っただけではあまり美しくない。引込み線もまだまだ太過ぎる。強度は結構有りますね。

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二次試作。これはかなりキレイに出来ました。0.1mm真鍮線はL字型に曲げて先端は少し細く削ってあります。そこに0.05mm真鍮板を少し削って薄くした物を丸めたパイプを被せ瞬着固定。これが碍子となります。そして0.047mmのメタルリギングと愛猫の毛(笑)を同時に差し込んで瞬着を僅かに流して固定。

0.05mm真鍮板はキレイに丸める事は出来ませんでしたが、C字型断面で線を包み込む事が出来るならそれで問題は無い。猫の毛は無限に採取出来、太さも様々な物がある(笑)。本番ではこの方法を採用します。

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引き込み部にある支柱です。この工作方法も考えなくては。主柱は穴を開けて挿せば良いが支柱の取り付けが厄介。小さな部品の接着はとても難しい。瞬着でも可能ではありますが位置決めの時間が少ないし、どうしても玉状になってしまって美しく施工出来ません。

手近なところで油絵の具はどうだろう?と試験。かなり小さな点着けが可能で、はみ出した場合も筆で拭き取り平らに仕上げる事が出来ます。硬化促進剤を混ぜてあるので半日から一日で乾燥します。位置決めの時間はたっぷり取れます、長過ぎるくらい。乾燥後の強度は瞬着と大差無いようで、実用上問題無しと認む。他の接着剤でも物が小さ過ぎてどのみち大した強度は期待出来ないでしょう。

この方法も採用としますが、リキテックスのグロスメデュウムなんかも使えるかも?画材や模型用品で何かもっと適した物がやるかもしれず。強度は高いに越した事はありませんから。微細な点着けが出来て硬化乾燥が適度に遅い事が条件です。

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他の工夫としましては、これなんかは空中線の角度が変わる所に良さそうです。真鍮線の根元に碍子を付けてやれば実艦に近い構造ですね。メタルリギングは部分的に少し削ってやるときれいに折り曲げる事が出来ます。硬いので割れやすいから注意。画像では削らずそのまんま毛抜きで掴んで硬い物を当ててエイっ!と曲げただけです。

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さらに削ってやるとこのようなフック状に出来ました。ライターで炙ってやると削ったり曲げたりも少し容易になります。ただ、あまりあちこちに引っ掛けて遊んでいると折れます。曲げも一発で決めたほうが良いですね。上手く出来ず苦闘しているとポッキリ逝きます・・・。輪を作る事は出来ませんでした。これが出来たら面白いのだけど。

輪を作った真鍮とフックを持ったリギングを組み合わせると、二股に分かれた琴型空中線が美観と強度を兼ね備えた形で作るのかもしれませんねぇ。実際に作ってみないとわからない。

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上に掲げた工作の大きさはこのくらいです。あまりオーバースケールになっていない物が出来たと思います。ただ、瞬着イモ付けでもそこそこ強度があり、スケール的にも充分かもしれないと思うところはありますね。

ま、しかしキレイでしっかりした物が出来そうなので上記の方法を組み合わせてやってみます。艦橋の下のほうは今のうちにやっておいたほうが良さそうですし。

また面倒な事を始めましたが・・・。

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2017年5月30日 (火)

4.5m測距儀と機銃台

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プラ板プラ棒細工で4.5m測距儀。キットのパーツよりも直径が小さくなったし、適当な流用パーツも無かったので自作。

対物鏡のところの穴開けも出来て嬉しい。0.1mmのピンバイスで上下に穴を開け、ナイフで切り込みを入れて、自作のノミで彫る。こうして見ると荒れてるところを研磨したくなるが、もうこれで良いのかも。予定に無かった工作がどんどん増えてしまいますよ。

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扶桑の副砲用測距儀。3.5mの頃は良い写真がありますが、4.5mは不鮮明なものしかありませんね。山城は鮮明な写真があり、キットの物(画像中央)はそれと良く似ています。対空用も兼ねた物でしょうかね?山城の物はそんな感じがします。

扶桑の写真を見ると山城の物とは違う形のような気がします。どちらかと言えば伊勢日向の物に近いシルエットに感じられます。画像左は艦NEXT比叡の余剰パーツで伊勢日向に近い形ですが、形状修正や段差修正の手間を考えるとスクラッチと作業量は大差無いと判断。

で、伊勢日向に似せて作りましたが、天井にベンチレーター状のものがあるのか否かは不明。指揮官用展望塔らしき突起は不鮮明ながら存在するらしいと判断。その他適当に省略してあります。

小さな切り出した部品の位置決めにエポキシ系接着剤を使ってみました。位置調整の時間はたっぷり取れますね。しかし接着面積があまりにも小さいので強度はぜんぜん無いねー。測距儀の入る筒の付け根にある三角の補強なんかは、流し込み系で補強してもポロっと取れてしまい危険極まりない。ベストな接着剤は何だろうか?瞬間的にくっ付いては困るのです。

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機銃台のほうも少し進展。滑り止めモールドはキットの物がベストですね。モールドが繊細で、間隔も良いですね。ライオンロアのほうは密度が高過ぎる感じ。実艦写真を見るとそんなに高密度で植えていない。

フジミさんにはこの滑り止めモールドの付いたプラ板を発売して欲しい。多少厚みがあっても構わない、こちらで削りますので。プラ製のほうが加工しやすいと思うのですがどうですかね。みんなエッチング板でよくやってるなぁーと。でも、それしかないからやるしかないよね・・・。

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弾薬箱はキットから移植しようとしましたが、高さを揃えてカットするのが面倒と分かった。スクラッチすると船体の他の部分と調子が合わなくなってしまいますが・・・

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スクラッチのほうが早い。キットの流用だと荒取り面出しもしなくてはならないので、それなりに手間が掛かるのです。ナノドレッドのお世話になるほどではないしなーと悩むところ。

この機銃台が出来たら上部艦橋までは終了ね。艦橋の完成は遠いなあ!

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2017年5月17日 (水)

上部艦橋と機銃台

扶桑の艦橋は100均の小さなケースに入れて作業机の上に置いてある。目の前にあると弄っちゃってダメね。

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副砲用測距儀の支塔は直径2.7mmらしいがそんな都合の良いプラ棒は無い。幸い内径2.7mmのプラパイプがあるのでシリコンバリアーを塗ってからエポキシパテを詰めてみた。

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が、先に下部構造を作ったほうが良さそうだ。プラペーパーでこのように作りました。接着はアルテコ液で位置決め、流し込み接着剤で固定。ホビーショーで発表されたクレオスの強力な流し込み接着剤がこういう作業にも期待出来そう。案外触ってるとポロっと取れたりするので。溝を彫っておけば頑丈なのでしょうけど面倒ですわな。

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上部艦橋に手すりを付けておく。これがなかなか過酷な作業で、なんの荒行なのか・・・、おもしろいけど。機銃台は真鍮線で司令塔に差し込むようにしておいた。司令塔上面は水平が出ていなかったので調整用の溝を彫ってある。

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仮組み。まだ上部艦橋のほうに作業が残っている。

通信指揮室の前に大きな穴が開いているので、手すりとブルワークで囲み水兵さんが落ちないようにしてみた。いちいちこんな複雑な構造をとるだろうか旧海軍は?他艦に参考となる構造は無いかと調べてみたがこれといったものは見付からない。

キットは甲板の厚みがあるので機銃台と上部艦橋甲板との間に大きな段差が付くが、厚みを実艦に近付けるともっと緩やかに繋がるだろう。実艦写真では段差は一応あるらしい。段差が感じられない写真もあるが、よくわからん。

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機銃台のブルワークも測距儀支塔から後ろは手すりになっているような気もする。そしてその下部には支持構造が付いているように見える。何れにせよ写真が不鮮明で、まさにこの場所が写っているのに何だかよくわからないという困った状況じゃ・・・。

ま、改めてこの辺の構造等を再考し開戦時の扶桑を作るつもりなので、最終時の扶桑は適当に作っておこう。


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さてさて、スジボリ堂の極細ダイヤモンドヤスリも到着しました。なかなか良い物です。想像していたものほど鋭くは無かったが、先端までキレイに粒が付いており、細かい研磨が出来ます。安物だと先端が使い物にならない場合も少なくないので。

1/35フィギュアヘッド製作の場合だと、比較的大きな形をガンガン削って行くのに便利です。目鼻口耳のあまり細かな細工は無理なので他の自作工具等で補えばよい。ガイアの砥石を鋭く削った物と良いコンビになるでしょう。

エッチングの手すりを加工する際にも役立っています。ダイヤモンドですからねぇ、ガシガシ削れてくれますよ。ただ、粒度600相当なので顕微鏡細工ではちょっと荒いかな。1000番くらいの物も欲しいですな。

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2017年5月 8日 (月)

上部艦橋の謎

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ラッタルを取り付けて上部艦橋へ進んだところで機銃台が前後に短い事が気になりだしてスクラッチ・・・。滑り止めプレートも買ってあるし、やっちまうかと。アオシマの扶桑の機銃台がちょうど良い感じですね。実艦写真と比べるとフジミの機銃台はやはり短めかな。

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機銃台はシコルスキー氏の図面を参考にしました。ついでに司令塔上の丸っこい展望窓も2個付けてみました。機銃台を付けるとほとんど見えなくなりますけどね。

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羅針艦橋も載せて、実艦写真とにらめっこの最中。

機銃台のブルワークはもう少し後ろのほうまであるのではなかろうか?
また、上部艦橋甲板と機銃台を繋ぐ通路がどうなっているのか?
上部艦橋の通信指揮室の周りはブルワークではなく手すりらしい。

一応シコルスキー図に合わせて作るつもりですが、今ひとつスッキリしないですな。機銃台拡大後の実艦写真はピンボケばかりでこの辺がよく分かりません。資料の少ない旧海軍艦艇模型はある程度妥協しないと先に進めませんので、まあ適当に処理してみますけど。

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機銃台に使ったライオンロア製滑り止めエッチングプレート。こういうものを使うのは初めてでおます。切り出しはどうすんだと悩みましたが薄いのでカッターで結構切れますね。ただし歪みも出やすいかな。大きめに切ってからリューターとペーパーで削り出してやりました。

さて、切り出すと上の画像のように切り口部分に中途半端な滑り止めの凸部が残ります。戦車のフェンダーなんかだと滑り止めのモールドが最初から付いている板を切り出すので正にこのエッチングプレートを切った状態で良いが、旧海軍艦艇の甲板では細長い鉄の板を職人さんが溶接またはリベット留めするそうですから、隅っこにわざわざ中途半端な長さの板を施工する事は無さそうな気がします。

ただし実艦写真を見ると、錨甲板などは所々短い板も見られ隙間無く滑り止めで覆われている感じがします。機銃座や高角砲座はあまりそうした施工はしていないみたいで。全ての艦艇を調べたわけではありませんが。

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そう考えて削ってみました。スティック砥石で充分削れる事がわかりました。ナイフで少し削ぎ落としておくと楽。さすがに金属相手だとスティック砥石も激しく磨耗します。こういうところはスジボリ堂さんの極細ダイヤモンドやすりが良いのかも。最近再販されたのでポチっておきました。

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ま、こうしておけばブルワーク内側の三角の補強を付ける時にも都合は良いでしょう、たぶん。滑り止めプレートをシリコン型に取って、そこにポリパテを塗って上からプラ板で押さえると同時に貼り付ける方法を考えています。これだと切り出しも楽だし、滑り止めモールドを削るのも楽なのではないかな。

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そんなこんなで副砲予備指揮所のブルワークの調整などを致して、ぼちぼち機銃台をと言う所で早5月の連休も過ぎ行く。春は艦NEXTの比叡を買ってから艦船模型祭りになってしまってエロフィギュア製作がほとんど進んでいないので、5月はエロフィギュア祭りにしますわよ。

扶桑さんはそっと箱の中に仕舞い・・・。
たまに弄りますかのう。

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2017年5月 2日 (火)

ラッタルのひと工夫

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これから司令塔のラッタルを取り付けるところ。位置決め用の冶具をプラ板で作ってあります。ラッタルは純正エッチングパーツを使用しますが、ちょっと工夫してみました。

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一円玉と一緒に写すと「何をやってんだ全く・・・」と自問自答してしまいます(笑)。それはそれとして、ラッタルは壁との間に隙間が必要だと思いまして「足」を付けてみました。顕微鏡を使ってもえらい苦労します。瞬着が速く固まり過ぎて位置角度の調整が難しい。強度が必要と思われましたのでシアノンを使用。アルテコの液はちょっとこういう所には弱い感じ。混ぜるのが面倒ですがエポキシ系接着剤のほうが良いのかも?

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短いラッタルは上下端を折り曲げるだけとしました。これは楽。折り曲げる為、長さに余裕が必要となりますので他の適当なエッチングパーツから流用。壁に穴を開けて挿してあります。

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こちらの手すりも壁から生えている様子を再現しましたが、バラバラにせずなるべく連続したほうがキレイなので、手すり支柱の本数は実艦通りとする事を諦めました。

この方式は手すり支柱の脚が短くなってしまうのが欠点。水切りも付けてあるので余計に短く見えます。脚の折り曲げ方を工夫して長くする事は可能で試しに作ってみましたが、この手すりを付けた後だったのでもうこれはこのまま行きますわよ。真鍮は軟らかいのでかなり変形させる事が出来ます。切り出しも曲げ調整も楽でした。

脚を伸ばしたり、バラバラにした物を再び一体化させる為にハンダ付けも考えました。私にとっては未知の技術なので何にせよハンダ付けセットを買わないと始まりませんね。マストヤードの自作には必要になって来るでしょう。まーしかし、接着剤を使う今の方法でも形にはなっていますね。

他に、たわみ表現のある3段手すりを改造する方法もありそうです。上の2段だけ使って、下は脚の長さを十分取れそうです。上2段の間隔が詰まり過ぎとなるかもしれませんが。作ってみないとわかりませんな。

で、この後はラッタルくっ付けて機銃と高角砲を置いて、ようやくセルター甲板終了か。なかなか終わらんね、ここ。

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2017年4月23日 (日)

下部艦橋の手すりと1/700のフィギュア

おはようございます。夜通しエッチングの手すりと格闘してましたよ。仕事忘れちまいますな・・・。

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前回のつづき。後方を調整中の一枚。4コマ連続した状態で問題無いと分かり、曲線を出すのは面倒なものの楽が出来ました。ただし支柱で終わる部分を寸法ピッタリに切断するのが大変。何個かトライしてベストな物を求めます。途中、弾き飛ばし行方不明になったベストな物もありました・・・。

世界中のモデラー達が弾き飛ばして永久に見付からなくなったエッチングパーツはどのくらいあるのだろうか?きっとどこか不思議な空間に集って楽しく暮らしているに違いない。小さな彼らの幸せを祈ろう。

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前回作った3コマの最後部は作業の邪魔なのでこの後いったん撤去しました。エッチングが転げまわりあちこち傷だらけになったり、ピンセットがぶつかって3コマの手すりの最後部を思いっきり曲げてしまったり(笑)。

そんなこんなも楽しいエッチングパーツの手すり、人間と比較するとどうなのだろうと気になって簡単な人のシルエットを作ってみました。手すりの高さはちょうど良いですね。ここの単装機銃員は狭苦しい感じ。それにしてもまあ立派なおうちですわ。

艦艇模型で乗員も作っている作品を見るのが好きです。大きさの比較も出来るし活気があって良い。将兵がどこで何をしているか知識と想像力が必要ですが、私もいつか作ってみたいですねぇ。

1/700のフィギュア自体は充分工作出来そうな感じでした。ちゃんと丸みを与える事は十分可能と判断。シルエット重視で良いですからね。目鼻口まで彫らなくて良い。

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そして施工終わり。パテサフ接着剤で乱れたところを研磨する作業が残っていますが。

結果的に部品構成は次のようになりました。後ろから、カーブした連続4コマ、「干」字型の2コマ、F字型1コマ、F字型で司令塔で終わる分を曲げたもの1コマ。4個の部品で構成しました。

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後面にも手すりを付けておきました。こちらはイモ付けで良いので楽々。溝を彫って一段下がるように埋め込んで、前方と高さを合わせております。アルテコが盛り上がっているところは当然削ります。接着面積が増えているのでかなりガッチリくっ付いていますねぇ。

次は、ラッタルを付けます。最後にシェルター甲板の手すり。まだまだあるのか、下部艦橋だけでもうお腹いっぱいですよ。ラッタルの取り付けもひと工夫します。シェルター甲板の手すりは固定式ではなく可倒式の手すりにします。

ステンレスの手すりは曲がり難いのは良い点ですが、取り付け後の微調整が難しい。シェルター甲板は真鍮の手すりを用います。分割して手すり支柱の間隔調整をする方法だと脆弱かもしれませんが・・・。

改造派は汎用のエッチング手すりをたくさん持っていないといけませんね。下端をL字型に曲げるのは良いとして、その上は出来るだけ繋がっていたほうがキレイな仕上がりですから、ぴったりの物を探したほうが良い。

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2017年4月21日 (金)

12.7cm高角砲とエッチングの手すり

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ナノドレッドの高角砲を組み立てて艦橋との合いを見てみる。これはほんとに便利なパーツです。

ただ、いくつか気になるところを軽く調整します。まず、真ん中の蓋のX字型のプレスリブは実物には無いみたいよ。蓋は裏側に補強があってリベット留めされています。リベットの並びはX字型の物とそうでない物があるようです。まだプレスリブの物は見付かりませんが存在しないとも言い切れず・・・。とりあえずXの凹部を埋めてやります。

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窓の間の仕切りの上方の曲線が乱れているので修正する。

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信管手の部屋の補強リブも整えてあげよう。

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艦橋両舷の高角砲は後ろが全く見えなくなりそうなので何も手を加えない事とする。後ろも見える場合は信管手のお部屋もちゃんと作ってやると良いでしょうね。

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良く出来たアクセサリーパーツで無改造でも充分な密度があり引き立ちます。が、砲架などの細部は古い考証のまま作られているので、そろそろリニューアルがあっても良いのではないかと。金型の元が取れてからでいいですけど。

実物は南方に結構残存しているらしく、国内にも日植記念館だったかな?陸奥の物があったと記憶しています。写真は探してみるとけっこう見付かります。多くは旅行の記念写真的なものですが、それなりに情報が得られます。

人物と比べるとかなり大きな物だと分かりますね。現用戦車の120mm砲よりも大きいのが連装ですからなぁ。画像右上の方、信管手の部屋に座ってるオバチャンが面白い。

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で、各部を整えて下地処理完了。

一緒に写ってる手すりにご注目頂きたい。以前からやってみたかった技法を実行してみました。画像左にある3コマ並んだ手すり、一塊に見えますが実は3つに分割された物を並べている状態です。F字型にカットした物をFFF・・・と並べてキレイに揃っているか確認しているところなのです。「F型法」とでも呼びましょう。下端部はL字型に曲げて90度向きを変えてあります。

下部艦橋甲板に純正エッチングの手すりを使う場合は甲板の上から手すりが生えているようになりますが、今回はこの甲板直下の壁面から手すりが生えている様子を再現してみます。同時に手すり端の横棒が構造物の壁で終わっている様子も再現します。

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下準備中の様子。手すりを接着する溝を彫っておきます。手すりの間隔をトレースしたマスキングテープを貼って彫って行きます。他にもいろいろ仕上げの研磨を実行中。

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甲板と壁の間に衝立と言うか水切りと言うか、ちょっと高くなった部分を貼り付けてサフを盛り付けて乾燥待ちの様子。手すりを差し込む穴を残してあります。

たまたまステンレスの手すりを使いましたが硬いので削るのが大変でした。ヤスリで削っている途中で歪んでしまうのでその修正が難儀。ただ要領が良くなってきて3コマ目を作る時はカッターで正確な寸法にカット出来るようになり、ヤスリで長さ調整をする必要が無く、歪みを取る工程を省略出来ました。

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高角砲に戻り、サフを吹く前の状態を記録。修正したところが良く解ると思います。砲口には穴を開けてあります。先に0.1mmの穴を開けて、0.2mmに広げました。顕微鏡をもってしてもなかなか中心線を捉える事が出来ず苦労しましたが、面白かったですよ。こうした作業も徐々に要領良くなってくるでしょうね。

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艦橋に置いてみました。ギリギリですねぇ。本砲、特にオーバースケールと言うわけではなく、簡単な計測で0.3mm程幅が広いようですが、これを修正したとて大して印象は変わらないでしょう。シコルスキーさんの平面図に見られるように、装填手達が動ける余裕が感じられるようにするにはどうすれば良いのか?ま、次に扶桑を作る時は綿密に計測してみたいと思います。今回は気にせず行きますわよ。

そんなこんなで盛っておいたサフも硬化したようなので手すりを植える工程に。ポリパテの美少女もガチガチに固まったようだの。荒削りの時は少し未硬化のほうが楽に削れるのですが。


追記:植えてみました。

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清水海水タンクから出ている水道管?を再生しておきます。下のトイレに使う水なのかな?

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一本目を植えます。なかなかガッチリくっついて筆で撫でたくらいではびくともしない。今のところ目論見通り。アルテコの液のみで接着しています。角度調整の時間は結構長く取れますね。

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二本目。穴が浅かったようで彫り直して接着。また縦方向に横棒が歪んでいたので硬化後に何とか修正。板の上での調整は不十分だったようだ。

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3本目。穴の位置がズレてきて予定よりも少し後方に植える事になったが許容範囲で助かった。横棒は縦方向は良かったが横方向にズレていた。しかも上の棒を適正位置にすると下の棒が内側に入ってしまうという厄介な状態。完全硬化後に何とかしてみたい。

棒の繋ぎ目は後でサフを塗しておく。

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こうした角度からはまあまあである。んー、実現可能とは言えどまだいろいろ工夫を要する。この後方は曲線を描いているのでさらなる困難が予想されるが・・・。

つづく。

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2017年4月18日 (火)

小わざ 隙間埋めと面出し

今日も1/700扶桑さんです。

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さて、1/700艦船模型キットは結構部品どうしの間に隙間が生じる事が多いもの。どんなプラモデルでもそんなものでしょうが、艦船は戦車などに比べて目立つかもしれません。エッチングパーツを駆使して細かく作り込んでいるのに、アップで撮ると構造物に隙間が見えてガッカリって事も。

この扶桑さんもストレートに組むと高角砲座の辺りに結構な隙間が生じ、この辺の処理で製作開始直後からいきなり手間取ってました。他の部分ではそんなに隙間は無さそうな感じですが。

今日はそんな隙間の対処方法を書いてみます。

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扶桑の支柱と甲板支持構造の間には結構隙間が出来ました。もっとも、顕微鏡でわかるレベルなのですが・・・。

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まず、部品のどちらかにシリコンを塗ります。レジン複製の型を作るあのシリコンです。硬化剤はたっぷり入れます、ほぼ1:1で良い。使う量が微量なので、筆やヘラの先で僅かにシリコンをすくい取り、硬化剤も筆の先につける程度で充分です。出来るだけ薄く塗り広げるので、ほんとに極微量でいいです。小皿の上でそのまんま筆で混ぜてやり、必要なところで薄く塗って硬化を待ちます。1:1で混ぜているので10分程度で硬化します。

注:シリコン攪拌後の筆は直ちにラッカーシンナーで洗ってください。プラが溶けてしまうあのラッカーです、ホームセンターのペンキコーナーで売ってるあれです。ほんとに直ぐ固まってしまうので、念の為に使い古しの筆を用いましょう。私も過去数本の筆をシリコンで固めてしまいましたよ・・・。

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そこにアルテコSSP(今はMr.SSPですね)を適量塗った片側の部品をムニュっと押し付けてやります。場所によってアルテコ液と粉の分量は調整します。粉が少ないと流れやすくなり余計なところについてしまう恐れがあります。逆に流れやすさを利用する事もある。この写真のような部分では粉多めのほうが良い。

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アルテコが硬化したらスポっと外します。アルテコ瞬着パテはシリコンにくっ付かない。そして外した後で切削と研磨で仕上げてやりますとご覧のとおり。気持ち良いですね。なに、「そんなとこ気にするなよ」ってか?

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この技法は外した後の切削と研磨が鍵となります。残念ながらお手軽な技法ではないのです。今使っていた工具を全部並べてみました。

上から、デザインナイフ。これが主力です。常に刃の鮮度を保つ必要があるので我が家では替え刃の消耗が激しい。

次がハセガワのトライツールのノミ。もう長い事使ってます。刃は時々砥石で磨いてます。

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シャーペンみたいなものがガイアノーツのスティック砥石。これはその時々に必要な形に削って使用してます。四角いまんまだとたいして細かい作業は出来ませんが、細く削ると性能は一変します。リューターや耐水ペーパーで簡単に削れますぞ。

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ピンバイスに挿してあるのは真鍮線から作ったノミ。
これは0.5mmの真鍮線ですね。太さを変えて数種作っています。よくゴミと間違えて捨ててしまいますが、タダ同然なので惜しくは無い。また、真鍮は軟らかいのですぐに磨耗する。作った時は先端が真っ直ぐだったのですが、プラやパテが相手でも結構磨耗して丸くなってきた。

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そして、どこのメーカー製かもはや記憶が無いエッチングのスジ彫り工具を砥石で削ったノミ。ステンレスかな?さすがに耐久性は上がります。いい切れ味になると嬉しいものですな。スジボリ堂さんのタガネを買ったほうが精度切れ味は良いと思いますが種類を揃えると結構高価ですし、いつか揃えねばとも思っていますが無くてもなんとかなってしまっている・・・。

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耐水ペーパーもナイフに次いで主戦力ですね。ピンセットで掴んで使用します。ただし、小さなモールドを相手とする場合は、少し手を加えて使用しています。まず、台紙を剥がします。剥がせるんですよ。模型誌などでも紹介されているかもしれませんが、私はある日ふと剥がせる事に気が付いた。

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厚みがあると小さく折り畳めないのです。薄く出来ないか?と、極小世界に生きる人々はある日これに辿り着くのでしょう、必然的に。面出しに用いる場合は当て木を挟んでやります。画像では0.14mmのプラペーパーを挟んでいます。分厚いでしょう、顕微鏡ではこう見えるんですよ。

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扶桑の羅針艦橋。こうやってブルワークなどの面出しに用います。この窓くらいの大きさの面出しヤスリを作った事もあります。ピンセットの先が入るところであれば、かなり狭いところも磨けます。

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他にアクリルブロックに両面テープで貼り付けた耐水ペーパー。大きな部分なら大きな面出しヤスリで良い。私は各種アクリルブロックを愛用。

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上部艦橋。こうした構造物の平面出しに良いですね。1/35おっさんの靴底を平らにしたりとか。

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これも耐水ペーパー。先端をナイフ状に斜めにカットしているのがお分かりでしょうか。片刃のナイフ状にスパッとカッターで切ってます。これは甲板と構造物の間のキワのような部分をさっと撫でる時に用います。1/35フィギュアの目鼻口を磨く時もこれですね。当然ピンセットで摘んで使用します。ペーパーを指で摘んで磨いた記憶はここ何十年か無いですな、そういえば。

以上が表面仕上げの道具達です。これらは美少女フィギュアでも戦車でも全く同じですねぇ。むしろエロフィギュアの原型製作から編み出した技法ではなかろうか(笑)。

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で、そうやって各部を調整し、ついにサフを吹く時がやってきました。台所洗剤で洗ってやります。私はヤスリがけが多いせいもあってか、とにかく洗うんですよ何でもかんでも。艦船模型まで洗う時が来たかと。この行為も美少女フィギュアを作る時の癖みたいなもので。スケール物もそのまんまですわ。

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サフを吹いてほっとしてます。だいたいキレイなようですが荒いところが見付かれば細かい番手でさらっと磨いておきます。#1200か#1500くらいで。

そしてその後に手すりを取り付けますが、手すりが邪魔でリノリュウムや木甲板のところが塗りにくいかな?どの段階で塗装するかのう~。

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オマケのネタ。舷窓の庇の作り方です。今回はキットを純正エッチングパーツを使ってキレイに仕上げるという狙いで作っていますので、高解像度、超絶リアリティは望んでいません。舷窓の庇もキットの庇のモールドに近いものにしています。プラペーパーでの製作手順はこんな感じ。構造物に貼り付けた後でまた研磨して曲線をある程度キレイにしてやります。接着はアルテコ液で仮留めの後、流し込みタイプのセメントでガッチリと。

キットの庇は今の艦NEXTほどの優れたモールドではなくちょっと野暮ったいし、成型の抜き方向の都合で歪んでいる場合もちらほら。こうやってほんのちょっとだけ整えてやると良いかと。

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完璧を期すなら以前考案したこの技法です。これは命削ってフルスクラッチする時にやりますか、わはは。これを複製して構造物に開けた穴に挿していく方法を考えています。いちいち一個ずつ真鍮から作っていては無理。

こういうプラパーツをどこか出してくれないかな。エッチングの舷窓は壁から浮いてしまうでしょう。貼り付けタイプではなく埋め込みタイプの舷窓パーツ、どうですか?ナノドレッドで。

需要は無いな。

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2017年4月15日 (土)

小わざ 測定工具

4月も早半ばか・・・。

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扶桑さんです。
この艦橋はどう考えてもおかしい。どうしてこうなった(笑)。
そこがたまらない魅力なのですがね。

艦橋を貫く真鍮線を入れて角度調整後に接着固定し、各艦橋甲板を仮組みしてみたところです。また、エッチングを組み込むと不用意に触ると壊れるので工作用のベースをプラ板で作ってやりました。両面テープでセルター甲板をくっ付けています。このベースと真鍮のマストのおかげで工作しやすくなりました。マストを掴んでひょいと持ち上げる事が出来たり。

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今日は小ワザ特集。
これは給油か消火用のどちらか知りませんが蛇管です。こうした小さな部品をプラ板工作で取り付けておりました。

精度はたいして要らないとは言え、こうしたちっちゃな部品も一応は寸法を測らないと作れないわけですが、普通の物差しは顕微鏡の20倍環境下では使用不能で、厚みがあり過ぎ、目盛りも巨大な溝と化し、最早測定用工具では無くなってしまいます(笑)。ノギスやディバイダーは使える状況もありますが、無駄に巨大でなにより重過ぎて取り回しが困難、そのため細かく作り込んだ脆弱なモールドを破壊してしまうおそれすらあります。

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そこで、これ。手近にあるものでこれが一番使いやすかったです、ハセガワのエッチング鋸。戦車用のメッシュは微細な部品切り出し時に直角や平行を測ることが出来ます。

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顕微鏡内ではこう見えます。軽く小さく薄い、取り回しが容易。形状は三角では無いほうが良さそうですが、とりあえず問題無し。山と山の間が0.25mmなので、この丸窓の間隔は1.25mmとわかります。

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物差しとして使用する前は切断に使っていたせいか歯も磨耗し読み取り難くなっていたので先頃買い換えました。目盛りもマスキングテープに書いて見易く。蛇管も小さく写っております。このようにアルミのサイコロ上に両面テープを貼って工作物を固定して、これを手に持って顕微鏡の視野内で加工しています。平らな部品を作る場合にはサイコロを固定してしまう事もあります。

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我が家の実体顕微鏡ST-30R-P、買ったばかりの頃。もうだいぶヨレヨレになっています。本体をくるりと180度回し、倒れないように土台に重い物を載せて(ポリパテの缶とか)、さらに自分の手の位置が工作し易い高さになるように適当な板を敷いて高さを調整して使っております。

そろそろズーム式に乗り換えたいところ。これで充分役に立っていますが、どうせ買うなら無段階可変倍率の物のほうが良いですよ。顕微鏡モデリングの開祖"あの御方"も使っている良い物があるのですけど今は商品名忘れちゃってて。また調べておきます。

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蛇管は本体に取り付け後、隣にあるキットのモールドに合わせて削ってやります。加工が済んでから取り付けたほうが良い場合と、取り付け後に加工する場合と、いろいろありますな。

甲板清掃用具入れとその横のハッチ等をちまちまと追加。セルター甲板、まだもうちょっと取り付けるものがあります。はよ塗りたいなー。

この甲板の下の部屋ってトイレなんですよね。

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