2018年10月 8日 (月)

電その4

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はーい、先月何も出来なかったぶんを一気に片付けてしまいましょうの巻。

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他社はどんなレベルか知りませんがヤマシタのウインチは素晴らしい。フジミもこのくらい頑張ってくだされ。愛おしい部品ですので(笑)、きれいに陰影をつけてやりたい。くっ付けてからは難しいかな?

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どんどんパーティングライン処理を進める。後檣は折れそうな気配が漂います。細い部品は危ないですな。やっぱり折れましたー。修理中の図。

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小さな部品もいちいちパーティングラインを消します。ランナーにくっ付いた状態でやってますが、しんどい。

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ループアンテナに穴を開けてみました。誰かがやってるのを見まして、これは良い方法だなと。透明部品の探照燈を塗るのは実は初めて。奥行きがあって良いものですね。銀色は目立ち過ぎかもしれません。次に塗る時は明るい灰色を試してみたい。フジミの双眼鏡も軽く加工して使ってみます。

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前檣は補強を追加するついでに位置も直してみました。正確に割り出してはいませんがこんな感じかな。凸モールドを削る時がちょっと恐怖でしたが折れる事無く成功。

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救命浮標を追加。どうもこれが無いと落ち着かない。彩りも増えますので浮標が好きです。アベールのパンター用PEから流用。汎用PEの浮標も買っておかないといかんですな。あまりそういうものを持っていない。接着は油絵の具で。きれいに付けられますし、墨入れしたように陰影も付けられ一石二鳥。ほんとうは浮標を紅白に塗ってからが良いのですが。

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探照燈台と測距儀台にも簡易工法でキャンバス張り。ラッタルの位置が開いているはずですが、電のその位置がわからず、他のIII型の写真を参考に推測で。特型のこの辺はバラバラですな。

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見張所を付けて前檣の下処理完了。駆逐艦のこの見張所がなんか好きなんすよ。おっさんが詰まってる感じが(笑)。ここ過酷な仕事場でっせ・・・。

こういう事も森恒英さんの本で教えてもらいました。艦キットに付いている小さな部品の正体が何なのか、とても分りやすく解説してくれた恩人ですよ森さんは。情報の増えた現在ではいくつか間違いも指摘されていますが、グランプリ出版のあのシリーズは不朽の名著です。

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全部品の下地処理完了。やー結構大変です。パーティングラインの処理を省略すれば早いのでしょうけどね。まだ旗竿が残っていますがそれは最後に作ります。大和用に考案した方法で。

つー事で、サフ吹いて軍艦色吹いて、ぼちぼち仕上げて参りまする。

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2018年10月 2日 (火)

電その3

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10月。もう朝晩肌寒いくらいで、あの猛暑が嘘のような。季節はめぐるよ。

はいでは9月の電ちゃん建造記録です。
が、リールに暗いグレーを置いただけで9月は去って行きました・・・。あぎょー。なんやかんやで模型に触れない日々でございました。あとは小物だけなので頑張りましょう。

このリールの索の色、鋼索と繊維索の色の違いを表現すると面白いとおもいますが調べてみてもどれがどれやら分らず。資料のある艦もありましたが特型は分らないので暗い灰色で誤魔化しておきましょう。拘らない時は茶色系にするんですけどね。

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灰色の基調色にと買ってみましたペインズグレー。たぶん顔料はブラックとウルトラマリンあたりでしょう。3色混合して灰色を作るのも面白い効果がありますが、青があまりブレないようにこれを使って仕上げ塗装をしてみたい。

今回の報告は非常に短い。悲しい。ではまた~。

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2018年8月30日 (木)

電その2

8月。フィギュア原型も模型もカンセーセンのでございまするが8月の記録を。

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前回の続き、艦橋などの構造物を塗って行きました。砲塔もちと塗りなおし。
方位盤の角にハイライトを描いてみました。ちょっと不自然か。フィギュアならどう塗ればよいかあまり悩みませんが、艦船は陰影を誇張する場合どういう按配が良いのかさっぱりわかりません・・・。

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煙突。こちらもハイライトと影を描いて誇張してます。灰色の明度を変えるだけではつまらんので黄や青を使っていますが全くそうは見えない。もっと大胆なほうが良いのか?

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が、船体に載せてみると煙突が青い。灰色の色味がバラバラでえらい事になっておりました。灰色の色味を試行錯誤しながら作っていたので、毎回絵の具各色の比率が違っていたせいですな。

仕上げ工程でフィルタリングのような事をして統一感をと考えていますが、戦車のようにじゃぶじゃぶ薄めた塗料を重ねると、余計な所に流れて行きそうで怖いです。ま、なんか良い方法はあると思いますが。

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劇的な箱絵のような仕上がりにならんものかと研究中の一枚。過度に赤青黄色に変化させるのもどうかと思いますが。戦車のように泥や埃の色を利用して変化をつける事は出来ないし、錆も多過ぎると廃船状態になります。でも、平時はともかく戦時下はそうとう汚い時もあった事でしょう。デジカメ持ってタイムスリップしたいです。

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最近落ち着いてきた軍艦色の混色方法。黒を使うのをやめました。ウルトラマリン、コバルトバイオレット、イエローオーカーの3色で良い黒が出来ますので、それをホワイトで明るくします。3色の割合をちょっとかえると色相の変化も出ます。以後はこれで統一してみたい。茶色いところは短艇用の木の色を調合していたもの。
 
もう舞鶴色とか呉色とか、全く無視してます。艦船模型では、細かいディテールを与えた上でシンプルな吹きつけ塗装を施すのがもっともリアルでそれらしくなるのかもしれません。艦船の写真を見ているとそんな気がします。ちょっとだけ汚れを加えて。今回は素組みなので塗装で遊んでおります。

油絵の具は従来よりもカラカラに油を抜いております。乾性油が少なく顔料密度が上がるわけです。乾燥促進剤もつや消し剤も不要になり、なんかとっても塗りやすくなりますね。隠ぺい力も上がります。ただホワイトはさほどでも無い。どのみち模型用塗料での下塗りが必要です。

乾性油が少ないので塗膜は弱くなっているかも。実用上の問題は無さそうです。どのみち仕上げにトップコートをかけますし。

真冬はさすがに乾燥促進剤を入れたほうが良さそうですが。この夏は促進剤を入れないほうが良い。落ち着いて作業出来ます。入れると速過ぎてどんどんパレットの上で固まって行きましたわ。

で、パレット上の硬練り絵の具を溶き油で溶かしながら筆に取ります。細い線を引く時は硬過ぎて、溶き油も乾きが速過ぎると上手く描けません。そんな時はリンシード(乾性油)を微量追加しました。つやが出て来るのでつや消し剤も一緒に混ぜます。広い面積は問題なし。

溶き油(揮発性油)はタミヤのエナメルシンナーを使っています。他にもいろいろ選択肢があるので、また何か試してみます。

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塗装を続けましょう。短艇の塗りわけも楽しい。無改造の場合、ガンネルの厚みが目立ってしまいどうしたものか?ガンネルは茶色いそうですがそのまんま塗るとたぶん駄目っぽい。

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白く塗っておきました。このほうが落ち着きますな。木の色もニス仕上げならもっと暗いのでしょうが、全体の中で明るいワンポイントとなって欲しいのでタンのような色にしました。内火艇の甲板が木の色なのか否かわからず困りましたが木の色にしておきます。キャンバスの白はもうちょい白くしましょうか。

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魚雷発射管に進む。明るくし過ぎましたが。キットの中央発射管は何故かでこぼこと荒れております。そのままとしましたやはり塗ると目立ちます。サフで修正してみたい。

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リール。パーティングラインも念入りに消しておきます。神経質に過ぎると思いますが、陰影をつけると激しく目立つでしょうね。素組みで、ろくに考証しない、PEも使わないのに一向に完成しないのはたぶんパーティングライン消しの所為だ。

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今は小物の下地処理をしています。このウインチが素晴らしいですね。ヤマシタホビーの愛を感じます。大和にも使いたかったのですが、これとは違う直結タイプのようですね。

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なかなかかっちょいいヤマシタの特型。素組みも気楽で良いですのう。考証であーだこーだもまた楽しいものですが。

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はーい、今月はここまで。来月は完成するかな??

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2018年8月 2日 (木)

大和その7 艦尾いろいろ 電その1

猛暑の7月でしたね。では大和建造記録。

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艦尾後端にフェアリーダーを接着。

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そしてコロを置いてみたところ。いろいろ考えてコロは無しで作る事にしました。

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けっこう好きなんですけどねこれ。

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カタパルト支筒の前にある隙間は左右非対称としました。

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射出作業用の足場が落とす影が混乱を招きますが、左右非対称説は妥当だと判断しました。どうでしょうかね。キットは左右対称です。リサーチの行き届いたキットなのでちょっと不安になって来ますが、まこれで行ってみよう。

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どんどんディテールを加えて行く前に、継ぎ手表現をしておこうかと。キットの錨甲板にあれだけの継ぎ手表現があるならば、この艦尾上甲板にも無いと変です。

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クレーン動力室区画や武蔵艦上記念写真の情報、建造中の他戦艦の情報を適当にミックスしてでっち上げ、マスキングテープで検討。だいたいこんなところで、プラペーパーに置き換えましょう。

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カタパルト支筒は航空作業甲板から切り離して上甲板に接着しました。被害図もそのように表現されているので充分有り得ると考えます。

また、キットの支筒はちょっと変わった形をしていますが、それもこの被害図に合わせたものだと判断し、形状はキットのままとしました。中甲板において半円形の区画を形成するならば、キットのような形状となるでしょう。

で、7月の工事はここまで・・・。
また別のキットに手を出しましたよ。とほほ。
 
 

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いやーちっこいなー、細いなー。

アオシマ 1/700 WATER LINE SERIES 限定版
英国海軍 重巡洋艦 エクセター スラバヤ沖海戦
AOSHIMA 1/700 WATER LINE SERIES LIMITED EDITION
BRITISH HEAVY CRUISER HMS EXETER

その付属品の、

ヤマシタホビー 電(いなづま)1942
YAMASHITA HOBBY INAZUMA 1942

でございます。

ヤマシタホビーの特型駆逐艦を作っているブログを拝見していると、なにやら精密なキットだなと思いまして。よく目にするヤマシタホビーのキットを一度手にとってみたくなり模型店に走りました。綾波の改訂版あたりをひとつと思っていましたが、ヤマシタのキットがひとつも無い・・・。

「ヤマシタのキットは在庫をあまり持たないんです。取り寄せになります。」

がーん!
待てんのじゃ。お、棚を見るとエクセターのセットが。即げっと。

ツイッターでは箱絵が話題になっていましたね。まさかこれを買うとは思いませなんだ。エクセターには全く興味はありませんでした(笑)。しかしアオシマの船キットも随分見ていないのでちょうどいい買い物でした。甲板にキャンバー付いてて面白そうなキット。気が向いたら作ってみましょ。

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そんなこんなで、イナヅマをおもむろに組み立て始める。素組みなら2、3日で塗装に入れようなどと考えつつもフェアリーダーを弄ってしまう。大和のせいでフェアリーダー造形にはうるさい人になりました。

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おお、ネットで見た通りのキレイな印象のキットだ。駆逐艦のキットは随分昔にピットの陽炎を買って以来です。技術、表現力の進歩に咽び泣く。

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シャンクの表現が無いので自作する。これも大和のせいだ。合わせ目も許さぬ!困った癖だ。キットの合いは良いと思いますが、上甲板の舷縁は隙間が気になるのでスパンウォーターの再現も兼ねてプラペーパーを貼りました。船首楼甲板のスパンウォーターのモールドに合わせてヤスリがけ。

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大和と違ってサフ吹きの際、手で持つところが無いな小艦艇は。ダンボール船台を用意する。

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キットの錨鎖モールドを利用してシャンクを入れたが突出し過ぎて失敗。息抜きモデリングゆえ考証はしないが、やはり少しは資料を見なくてはならない。

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リンクを追加してやると丁度良く収まる。実艦写真はこんな感じだ。しかし適当です。

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エクセターのホースパイプにはシャンクの表現がある。この程度で良いから付けておいてくれると助かる。繋留装置は大事ですぞ。

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部品の合わせ目消しに手間取る。もう2、3日で完成させる事は諦めている頃。

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砲塔を作る。砲口に穴を開けるとかっこいい。特型に詳しい方のサイトを見て適当に弄ってある。ああいう情報を提供してくれる人はありがたい存在だ。考証にネガティブな印象を抱く方も少なくないようですが、わざわざそんなふうに考える事はありません。朗らかに暮らしてください。

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ひゃっはー塗装だ。すごくハイテンションでした。塗りたかったんです。大和の塗装は何年後になるのか想像出来ない。

タミヤラッカーで揃えてみました。ダルレッドはとても良い。好みです。クレオスの艦底色は暗いように思うのです。終戦時カラー写真を見ると結構明るい印象。退色してるせいもあるでしょうけど。

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筆塗りで仕上げるのでいいかげんなマスキングで軍艦色。先に軍艦色を吹いて後に艦底色を吹くほうが良かった。そのほうがマスキングが楽ですね。ひとつ賢くなった。

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そして油絵の具でお化粧します。これがやりたかったんですが、乾燥後につや消しコートをしても隅っこの艶が残って往生こきました・・・。

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リノリウム押さえ金具もこの筆を使うと楽。モデリングブラシPROII超極細。

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筆をちょこまか動かして陰影を与えるも、結果はシンプルな墨入れと変わらず少々落胆。なんか工夫してみる。もうちょっとどうにかしたい。

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ずんずん塗り進める。じつに久しぶりの塗装だ。楽しい。

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油絵の具については次回なんか書いてみます。油はしっかり抜いたほうが良いですね。艶も消えてボカシ易い感じ。

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フレアの陰影強調、艦底色の汚れと退色などを描き込む。一層ずつ乾燥させながらちょっとずつ重ねてます。まだまだいろいろやると思います。

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ヤマシタホビー、気に入りました。良いキットですがいろいろ修正点はあるみたいで、詳しいサイトを参考に手を加えました。烹炊所煙突はこれでいいのかな?先っちょは大き過ぎたのでこの撮影の後に少しカットしました。公式図とか無いので各部の寸法はよくわからんですわ。

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素組みと言えども信号所がまっ平らだと寂しい。雷の図を参考にプラ板で簡易工作。信号旗掛けが左右非対称なのはなんでだろう~。たまにそういうのも見ますね。

艦橋を作っているところで8月に突入。はやく完成させて大和に復帰したいです。
えろフィギュアもぼちぼち完成させないといかん。


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だが艦橋塗ろう。

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