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2020年6月13日 (土)

長門研究再開してます

零戦も途中ですが、陸奥研究会(会員2名・・・)のお仲間が頑張っているのを見ますと私もやらねばと再開。前艦橋のほうは細部を残して概ね終わっておりますし、気分を変えるために後部艦橋を調べております。

実艦写真も交えて解りやすく詳細をレポートしたいところですが、あの作業はそれなりに気合いと時間を要しますので、簡単にこんな事をやってますよーというご報告のかたちにて。

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艦NEXTの物は従来考証のサンプルとしてそのまま残し、特シリーズの物をベースに基本構造の見直しから進めております。アオシマ陸奥も参考に用意。

ご覧の通りかなり違うものになって来ました。キットをベースにパテサフの団子状態から研ぎ出すよりも、プラ板で無から新造したほうが早くて綺麗だろうというレベルの改造になります。前艦橋のほうはランナー利用の成型色仕上げが可能なレベルでございましたが、こちらは無理ですね。

後日1/700で正確な図面を引いてプラ板で新造しようと思いますが、まずはパテ団子と格闘して形状の特徴把握に努めます。パテ団子もそうした作業には向いていると言えます。図面を引こうにも3次元的にしっかり把握していないと混乱して来ますから。

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とりあえず改造の目安を得る為の簡単な照合ですが、艦NEXT(つまり従来考証)との違いはこの通り。光学機器が横に広がり気味で見張所や高角砲座平面形なども異なりますね。そもそも基礎構造がだいぶ違う事が判明しつつありますので、詳細は後日しっかりまとめておきたいと思います。いつになるか謎ですけど。

これらはフジミが間違えたわけではなく、メーカーが設計の参考にしたであろう考証本の誤りと言えましょう。それも情報の少なかった時代は止むを得ない事。しかし、図面が出て来なくとも昔からある見慣れた写真だけでも良く観察すると違う結果になったはず、明らかに写真とは異なるのだが何故こう考えられてきたのか、と不思議な気持ちになる部分が少なくないです。

それは研究者の数が少な過ぎる事によるものでしょう。無謬の人間はいない。思い込みや勘違いや気のせいってやつは考証にはつきもので、出来るだけ大勢であーだこーだと進めるのが理想的です。大和型以外の艦船は長門と似たり寄ったりの状況でございましょうな・・。

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船体のほうも進めております。錨鎖導板の形状やケーブルホルダーの左右非対称性などがポイントです。他に一部のフェアリーダーやボラードの位置修正も必要。通風筒などの小物の位置も全面的に見直し・・、と膨大な作業量になります。しっかりした新考証で新キットを出して頂かないと目眩がしてきますよ。完成に辿り着くのだろうかと。

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考察結果に基いて修正中の図。錨鎖なども自作せず簡素に済ませたいと思います。ケーブルホルダーを切り取ってモールドを破壊する事無く上手く移動する事は出来ますね。

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キットのダボ穴はほとんど埋める事になります。埋めたら木甲板モールドの彫り直しですね。私の方法はこんな。

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キットベースで進める時はこれですね。

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船底部品も接着して合わせ目消し。継ぎ手の凸モールドを残しつつ整形するのは神経を使いますが、そう言えば段付け継ぎ手になっているのは水線上だけ、それもバルジ部分には無かったような?凸を削っても良かったのかもしれない。もうそのまま残しておきますけど。

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甲板上に無数にある物体をひとつひとつ調べるのは地道な作業です。従来考証はほとんど訂正する事になり驚愕してます。新考証で確定しているものをひとつ。航空作業甲板のリノリウムが始まるのはもう少し前方からだった!公式図と写真からハッキリ解りますね。

現状はだいたいこんなところです。まー調べて作るのも発見があって面白いものですが、完成の喜びにはなかなか達しない。疲れて来たらまた飛行機の素組みか艦NEXTのパチ組みでもしよう~。なんとか後部艦橋の考察は終わらせたいと思いますんですが。

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