2016年3月19日 (土)

髪を付けてみる

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HC35HEAD001の001-004番ヘッドでテスト。

鼻にデカイ気泡がある不良品を用いて髪をのせてみました。
目もサクっと描いてみましたが、モールドの位置が見えん。
サフを吹かないと透明で見えませんなー。

髪はとりあえずエポパテで頭部と一体で抜けそうな形で。
硬化後に削ってみて行けそうなら髪生え版を出してみたい。
部品分割やら何やらいろいろとハードルが待っているが。
ふわりとした髪は分割するしかなかろうな。

1/35女性フィギュアで一番面倒なのは髪の毛ではないかな・・・。
塗装と良く響き合う無駄の無いモールドは如何に有るべきか。

Hc35head001022
ミナミどんとプリクラ!
表情があると面白いものになりそうな。

Hc35head001023
かなり小さいヘッドなので、体を付けるとミナミの肩までしかないだろう。
おかーんとむすめやな。
体をつけるのは当分先になろうが。

Hc35head001024
その他、黙々と下地処理中。
疲れた・・・。

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2016年3月17日 (木)

3Dスキャンキットを鑑賞しよう会、その3

Pb11minami35001
MODELKASTEN PB11「 1/35佐藤ミナミ」

サフを吹いたので鑑賞してみよう。
Mr.プライマーサーフェイサー1000を使用。
以前のレジン用プライマーが生産中止だそうで、こちらに切り替え。
食いつきは良いです。研磨中に嫌な剥げ方はしない。

で、まずは笑顔ヘッドから。これをボディにつけています。
さすが3Dスキャン、破綻の無い良い笑顔です。
美女に描けると思うよ。いい形をしているのが解るか諸君!
ライフマスクなどでも東洋人女性はたいていこんな感じになる。
あとはお化粧だよ。

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おすまし顔ヘッド。
こちらも東洋人の的確なる表現です。スキャンだから当たり前だが。
だが、鼻や唇に何かゴミが付いたままシリコンを流したのか?
慎重に削る必要がある。

後頭部のぶつぶつとした表面は、これがプリントされた生の表面か?
それを判断する知識は持たないが。
積層状の表面になるものと思っていたが謎だ。
ま、サフを塗布してある程度整えようと思う。

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むくれ顔ヘッド。
これぞ3Dスキャンの醍醐味。お見事。

こういう表情を破綻無く作れる原型師は1/35業界にはまずいないだろう。
大きな作品を作る彫刻家では珍しくないが、
不思議とミニチュアフィギュア界にはいないのだ・・・。

小さ過ぎて何かと難しいのだろうと思う。
作業中に良く見えず加工し難い。
シャープなスジボリは割りと簡単だが微妙な曲面は難しい。
画力が無い、解剖学を知らないという以外に何かあるかもしれん。

それはさておき、3つのヘッド共に耳のモールドが無い。
これは意外でした。
プリントされた段階では有ったのか否か解らない。
おそらく複製用原型に調整するでしょうから、その段階で捨てたか?
どの段階で捨てたか想像する他無いが、
レジンキットならまだまだ精密な表現が可能なので頑張って欲しい。

複製の状態は気泡皆無でたいへん素晴らしく、また羨ましい!
しかし、油粘土を充分クリーニングせずシリコン流してないか?
気泡が無くてもこの荒れ方の修正は気泡処理以上に手間がかかる。

人類は、3Dスキャン&プリントという武器を手に入れたが、
複製用原型に調整する職人と、シリコン型を作る職人の手が追いついておらん。
今はそういう状態か。まだまだ最後は人の手ですね。

原型を調整する人と複製品を作る人が良い仕事をしないといけないよ。
もっと美しいものになるはずだ。コストを抑えたのかもしれんが(笑)。
このキットは確かWFで売ってたのでイベントに合わせて急いだか?
それなら仕方が無い、業界ではよく有る事だ(涙)。

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離れて見てみる。

シニヨンを自作して胸像として活かしてみたい。
表面処理に手間が掛かり、今すぐ塗り始めるというわけにはいかんな。

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全身。
堂々たる造形。良い時代が来たな。

「これだけの巨乳なのにあまりエロくないね」とフィギュア友に問うたら、
「極めて健康的でフェチ要素がゼロです」との答えが返ってきた。
エロフィギュアに盛り込まれている核心要素の何たるかが見えてくる。

体のほうも荒れを除去せねばならん。
特に左手や両靴がかなり乱れている。
これらの画像はすでに一部加工している状態です。

手は表面が乱れていてもスキャンによって得た美しいフォルムが残っている。
荒れていても見事なのだ。大きな形状の修正は一切必要無い!
これまでのフィギュアは「この大きな形」が間違っている物がほとんど。
細部など問題では無いのだと強調しておきたい。

これからは3Dスキャンフィギュアが増えて来るだろう。
TAMIYAの3Dスキャンフィギュアもどんどん良くなっている。
楽しみだね。

ミニチュアフィギュアをスクラッチする人々には良いお手本となるキット、
強くお勧めする。

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2016年3月16日 (水)

3Dスキャンキットを鑑賞しよう会、その2

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1/35佐藤ミナミ、到着。
MODELKASTENの通販もなかなか迅速ですな。

素晴らしいキットです。
実は1/35のレジンフィギュアを買ったのは初めてです。
長くレジンフィギュア業界にいますけど、そんなもんかねぇーと。

ただ、耳はモールドが無いんですね。ちょっと意外でした。
粘土埋め工程でモールドが潰れちゃったような表面もあるのかな?
サフを吹いてみないと判断出来ませんけど、
修正は簡単なので問題ありません。

スキャンからレジンを流すまでの各作業工程で、
その道の達人が全力を挙げるともっと美しい物になったと惜しまれる。
が、市場はそこまで求めていないのかもしれんのう・・・。

たいてい、こんなものでしょうな。
アルパインのフィギュアも顕微鏡で見ると荒れているらしいし。
うちのキットの一番良くない状態のものでもキレイなほうですな、
なんか安心しました(笑)。

気泡が無い点は実に羨ましい。
我が社も機械を使って成型せんといかんなぁ。
このキットは遠心かな?

Hc35001jp001008
さて、細部の鑑賞は追々製作中にお見せする事として、
1/35女性フィギュアの大きさ基準となるか否か。

大きい人ですね。ええ体格したお姉さんだ。
米兵とイイ勝負、日本兵は張り手一発で沈む!

キット全高は51mm
ハイヒールを除いた身長は約49.4mmくらい
35倍すると身長は172.9cmとなります。

モデルさんなら日本人女性でもこのくらいはあるでしょう。
でも兵隊さんと比べるとこうなるので、もうちょっと小さいほうが良いな。

うちの女性立像が靴の踵を除いて44.2mm、身長154.7cm
新たに作っている素体が47mm、身長164.5cm
マスターボックスの人も靴の踵を除くと素体と同じくらいになりましょう。

167cmくらいで作っても良いかな。
頭部の大きさでも考えなくてはならない。
ま、参考になるものがこれだけあれば何とかなりましょう。

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2016年1月15日 (金)

MBのシャーシ塗ってます

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レストア中の実車みたいで、この状態が好き。

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ウェザリング始めました。
油絵の具にシッカチーフを混ぜて、薄く刷り込むように塗ってます。
要するにフィルタリングというやつですな、結果的には。

ただ、絵の具が流れ落ちるようには塗っていない。
だいぶ硬い状態です。

クレオスのウェザリングカラーも試してみたら良かったですよ。
まだ出番は無いと思う。
塗り重ねていく過程で使ってみようかと。
タミヤのウェザリングマスターもね。

やっと一層目を塗って乾燥を待っているところ。
乾燥するまで良く埃が付着しますなぁ油絵の具は。
艶もあるのでどういう色になっているのか良くわからんし。

途中からタミヤエナメルのフラットベースを添加してみました。
manifoldの錆もしっかり艶消しになってくれましたが、
添加量が多過ぎると白くなっちゃいますよ。

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「踊る埴輪」に似ている・・・。
mufflerは丸みと言うか膨らみが足りないかな。
あんまり使い込まれていない状態にしてみましたが、ちょっと地味。
埃と錆を増やしてみよう。

skid plateはGPW用の物ではないだろうか?
新型のhand blakeに対応した物を付けた方が良いが、
実車もこれを取り付ける事は可能なので、気にしない事にしてます・・・。

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気にしちゃいけないのだが、bracketやfootman loopを付けてしまった。
キットはaxeとshovelがイモ付けなので外した状態で作ろうとしましたが、
やっぱり何も無いと寂しいので作ってみたよ。

作ってみて初めて理解出来る事は多い。
bracketの取り付け位置を少し間違えたようです。
sheathも少し前方に移動させないとfootmanの取り付け場所に余裕が無いようです。
これからstrap付けます。プラペーパー使ってみましょう。

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ボディを置いてみたくなるが、今弄っていると埃が付着する(笑)!
tool boxの底もプラ板で作ってあります。
どんどん追加工作したくなるけど、今回だいぶ我慢してます(笑)。

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そのぶん、塗装重視で。
デカールはクリア塗って研ぎ出しています。
どう撮ってもデカールの段差は見えまいて、ふぉふぉふぉ。

ウェザリングしているとデカールの段差が目立ちそうだったのでやってみました。
安心して汚せますね。

最初はラッカーを使っていましたが、砂吹きで少しずつ吹くのが面倒だし、
吹き過ぎてデカールにぷつぷつと何か発生して大変でした・・・。

途中からvallejoのGLOSS VARNISHに変更、一気に塗布。
アクリルのほうが安心ですわ。

またこのGLOSS VARNISHは乾燥が異常に速い。
vallejoのカラーは一気に厚塗りすると乾燥しないのですが、
GLOSS VARNISHは成分が違うみたいですなぁ。
一時間も経たずに研ぎ出しに必要な最低限の強度は出るようです。
3、4日放置して研いでいますが強度に全く問題は無い感じですね。

試しに使ってみたのだけど、びっくりしましたわ。
後はだいぶ時間が経って引けてこないかどうかですな。

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2016年1月 3日 (日)

明けましておめでとう

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あれからずっと1/6フィギュア原型を作っていたので我が家は今日からお正月。

メーカーさんに納品した後は魂が抜けたように倒れていましたが、
ちょっと元気になって来たのでMBにデカール貼り。

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こちらはテストピースの画像。
TAMIYAのMBは3個買っていて、これは切り刻まれた哀れな奴です。

ウェザリングは油絵の具をメインに使う事にしました。
いろいろ試してみたらこれが一番手っ取り早い。乾燥は遅いが。
クレオスのウェザリングカラーも試してみようかな。

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TAMIYAのMBはもうひとつディテールアップ途中の物がある。
長い事放置してますのでこちらも何とか致したい・・・。

右がBRONCOのGPWです。
toe board gussetが付いていて驚きます。
あと3個くらい買って来ようかと思いますな。

さあ、そんなこんなで今年はMB完成するかな(笑)。
今年もよろしくー。

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2015年12月 8日 (火)

TAMIYAのWILLYS MB

Tamiya35219mb001
お姉ちゃんキットのためにMBを用意しようかと。

無改造なら1週間で完成するじゃんと思ったが、
パーティングラインやピン跡、隙間を念入りに埋めてしまう性格が災いし、
ここまでしか進まんかったー。

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MASTER BOXの旗持った人はパテ盛ったとこを削れば塗装工程だ。
星条旗を持っていたほうがアメリカ万歳!って感じで良いけど、
あの旗はパテかプラ板で作らんと何ともならん。
こっちの腕を選びましたが、後から差し換え出来るようにしとこうか。

当社の寝てる人の原型もjeepに合わせて作れば良かった。
hoodの上に寝かせる事は出来ん。

hoodに座ってる人は頭と手足の大きさが合わんなぁ・・・。
もうちょっと調整してみようか。

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MBのほうはストレートに工作するつもりですが、tie rodだけは角度を付けておいた。
どうしてもここだけは許せんのじゃ!
もう一段階pivot armを上げないとあまり角度は付かないようだ。
いや、tie rod endを上に載せないとイカンか。だんだん大改造になるので危険。

他の問題点はwind shieldのガラスですね。
キットのあの分厚い透明部品では興醒めですので、
ガラス枠をPEパーツか自作するかして、薄いガラスを入れてみる予定。

その他、直したいところは多いキットだけどカッコイイMBになりますね。
なんか綺麗なキットです。説明し難いが、しっとりとした趣が。
普段は切り刻んでいるのでこうしたところはわからんよな(笑)。

でもBRONCOのGPWのほうが細部表現では一枚上です。
bodyなんて透けて見えますよ。インジェクションの限界に挑んでおる。
製作中に折れそうな部品群。よくやってくれた。そういうの大好き。
作り込むならBRONCOをベースキットとしたほうが楽が出来る。
夢を見させてくれるキットですな。

MBが組立て説明書の3番までしか進まなかったのは無念であるが、
また現実に戻って美少女フィギュア原型を進める。
jeepと1/35お姉ちゃんの続きは来年ですな(笑)。

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2015年11月19日 (木)

MASTER BOX MB35183 Pin-up その2

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この人を選んでみました。
髪のボリュームを抑えて肩を削るくらいでそのままでも良いんじゃないかと。

Mb35183h020
だが、ヘッド挿げ替え。
肩の線を柔らかく削って、左手やお尻をJEEPにフィットするよう調整、
下半身は表面を磨いてるだけで大きな変更は無し。
手と足は少し小型化したほうが良いでしょうね。

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素組みだけど良い線を持ってますよ。
無改造で上手に塗っている人もいますね。

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少し後ろに傾いてますが、これは右足をJEEPのフードにかけるためです。
シルエットはそんなに直さなくても良い。

荒削りが終わったところなので、ここからは拡大鏡が必要だね。
また時々削ってみるよ。

TAMIYAも3Dスキャンで女性を作ってくれないかなぁー。

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2015年11月15日 (日)

MASTER BOX MB35183 Pin-up

おはようごぜえますだ。

1/6の原型を磨く日々でございますが、
ぶらり入った模型店でマスターボックスのPin-upお姉さんセットを発見。
うちのヘッドと大きさが合うのだろうかと気になっておりましてね。
挿げ替え用にヘッドセットを出したが使えるキットが無いようでは困る・・・。
簡単に付けてみたのでご覧頂きましょう。


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まず、星条旗を持った人から。
元のヘッドは大きめなので、うちの小さめのヘッドを付けると8頭身(笑)。
ぎりぎり違和感の無い範囲かな。髪の毛を付けると適正になるかも?
肩幅は削ったほうが良さそう。


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敬礼している陸軍さんかな。
ちょっと頭が小さいか。んー、これもぎりぎり行けるかな?
腕や手を小型化すべきでしょう。
体も女性らしいシルエットを与えると良さ気。


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野球のバット?を持った水兵さん。
うむ、これも四肢の調整で行けそうな。
敬礼の手はうちの女性立像の手が使えると良いのだが・・・。


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JEEPに座る人。
うちもまさにこれを作ろうとしていたのだよー。
肩幅を狭くすると小改造で行けそうな。
笑った顔のほうが良いけどねぇ。


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箱絵でオートバイに座ってる人。
ちょっと頭が小さい。いや小さ過ぎるなこれは。体を幅詰め縮小出来るか・・・。


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カービン持った人。
これはこのまま行けそうかな。
ヘルメットと顔の対比はこのくらいが良いね。
女性や子供が男性用ヘルメットを被るとこういう感じになるね。


って事で、簡単そうなものを選んで削ってみようか。
ひとつくらいは改造例を用意したいもんだのー。

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2014年10月15日 (水)

61式戦車を作る その8

Type61tank0081
転輪の作業は続いておりますが、車体のほうも進めます。

車体上部と下部のフィッティングを調整したところ。
どちらかを削り込んで各装甲板の正しき組み合わせ方を再現しましょう。
適当に接着するといろいろ問題が生じるようですので。

私も、面一になるべきところに段差が生じてしまったので、
0.1mmのプラ板を貼って調整しました。

Type61tank0082
後面装甲の部品には変な段差のモールドがあります。
何故こうなってしまったのか不思議な段差ですが、
実車にはありませんので削りました。

Type61tank0083
突起物が有るので大変削り難い。組み立て後だったので余計に。
サフを吹いて確認しましたら、さらに調整の研磨が必要なようで。
ここは削るよりも0.05mmプラ板を貼り付けて磨いたほうが良さそうですね。
組立てる前にね。

Type61tank0032
さて、前に指摘したこの部分の段差について。

底面部品との段差は、他の方の製作記を見ても発生している様子。
当然削って平らにして良い部分ですが、
その際には実車の装甲板の組立て方に注意して頂きたいのです。

Type61tank0084 Type61tank0085
装甲板の織り成す稜線にご注意。
白いスクラッチのリサーチモデルのようになるのが正しいのです。
キットでは削り込んでもあまり明瞭に稜線のズレは出ませんでした。

Type61tank0086
どの部分かお解かりになるでしょうか?
角の部分です。TAMIYAのキットでは一点に収束している部分です。

finemoldsのキットも組立ての際に擦り合わせを充分に行い、
後面部品が側面部品に深く入り込むようにすれば、
もっとはっきりとした稜線のズレが出るかもしれません。

メーカーの設計ではどうなっているのか、組んでみても良く解りませんねぇ。
finemoldsがこの特徴を理解していたのかどうか・・・。

Hulltail702 Hulltail503
証拠写真を掲載しておきましょう。
他にもどっさり「陸上自衛隊模型倶楽部」のほうにございます。

左は豊川の94号車。
右は今津で、おそらくフェンダーの番号通り526号車と推定。
量産の初期型と末期型と申せましょう。
61式戦車はこの他に極初期型と後期型(標準型と言うほうが良い)がございます。

装甲板の稜線以外にも様々な注目すべき点が有りますよ。
後面装甲の溶接ビードの位置の違い、牽引ラグの大小の違い、
オイル系または燃料系の丸い蓋の位置や数の違いを再現するために
キットには隠し穴が有る事が解ると思います。

このキットは、実車の特徴を抜かりなく押さえている点もあれば、
すっぽ抜けている点もあります。

しかし、リサーチとはそういうものでしょう。
気付かなかったところはいつまで経っても気が付かないままなのです。
私も気が付いていない部分がまだまだあるはずだ。

ゆえに、リサーチは出来るだけ大勢でやるべきものです。
各自が発見した事実をどこかで発表する事が大事。
WW2ドイツ戦車の考証なんかはそうやって深まってきたと思います。

残念ながら61式戦車の研究者はほとんどいないのですがー。

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2014年10月 8日 (水)

61式戦車を作る その7

Type61tank0075
まーだ転輪やってますよ・・・。
果てしなく続くかに見えたこの作業もぼちぼち最終工程。

基礎工作をしっかりやっておくと後々気持ちが良いものです。
ウェザリングをしたらパーティングラインが浮き出て来た、
などと言う事態は防止できますなぁ。

Type61tank0076
最後にサフを吹いて確認するだけとなった転輪。
最終仕上げの研磨は必要かもしれませんが。

磨くだけでこんなに良い転輪が手に入るのですからありがたい事です。
ナットを黄色に塗るのが楽しみ。
給油脂部を赤く塗った車体もありますね、
OD一色の車体では良いアクセントになりましょう。

Type61tank0077
リムが別部品となっている事をゴム部の塗りわけに利用するのも手ですが、
キットは何も考えずに接着すると隙間が少々目立ちます。
実車のゴム部も隙間はありますが、キットの隙間は均一ではなく、
いかにもプラモデル然とした状態となってしまいます。
そこで一応パテ埋めしておきました。

実車のゴム部がリムと接する部分には少し高くなった部分がありますが、
それは次回作にて再現予定。

実車の転輪ゴムは良くはがれたとの乗員の苦労話も伝わっております。
もっとそうした話をいろいろ聞きたいですね。

Type61tank0078
やっと誘導輪にも着手。
ここは合わせ目消しがポイントですな。

Type61tank0079 Type61tank0080
内側も耐水ペーパーをピンセットで摘んで丁寧に研磨。
さほど困難という事もなく。

通常の下地処理はこの状態で終わるのでしょうが、
ここからが一歩差の付く仕上げというところで。
サフの盛り付けをしましょうかねぇ。
穴を美しく整える専用工具の自作も考えております。

キットのデカールにある99号車として作りますが、
この99号車は穴無し型を履いているようです。
今回は無改造で作りますので穴はそのままとします。

誘導輪は穴の有無、穴の形で3種類確認しています。
工場を出たばかりの状態ではどうなっていたのか不明なところがありまして、
穴無し型は割りと早い時期に登場した様ですが、
資料不足で調査も行き詰っております。

ま、そうした点は気にせず61式の模型を楽しめばよろしいが、
私のような人間は細部の変遷を探求せずにはおれませんので。
ことに、61式は情報が無さ過ぎ、研究者もほとんどいない、
外国人はまず研究しない、つかこの戦車を知らない(笑)。
そんな状態ですのでやはり日本人の誰かがやらにゃいかんですよ。

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